水分不足で筋肉は固くなる?意外と知らない“脱水とこり”の関係
「最近なんだか体が重い…」
「肩や首がいつもよりこりやすい気がする」
そんな日が続いているとき、実は 水分不足(軽い脱水) が隠れた原因になっていることがあります。
筋肉のこりと水分は、一見関係なさそうに見えますが、体の仕組みを知ると「なるほど」と納得される方がとても多いテーマです。
■ 水分不足で筋肉が固くなる理由
筋肉の約70%は水分です。
そして筋肉は“スポンジ”のように、水分を含むことで柔らかさを保っています。
ところが、水分が不足すると……
- 筋肉の柔軟性が低下
- 筋膜が乾燥して滑りが悪くなる
- 血流が落ちて疲労物質がたまりやすくなる
という状態に。
その結果として、
- 肩や首のこり
- ふくらはぎや太ももの張り
- 朝起きたときの体の固さ
などが起こりやすくなるのです。
特に、デスクワークやスマホ時間が長い方は、姿勢だけでなく“水分不足によるこり”も重なり、症状が強く出る傾向があります。
■ 「喉が渇いてから飲む」では遅い?
人間の体は、喉が渇いたと感じた時点で、すでに軽い脱水が始まっていると言われています。
つまり、
- 忙しくて気づくとほとんど飲んでいない
- コーヒーやお茶ばかり飲んでいる(利尿作用で水分が抜けやすい)
- 運動をほとんどしないため喉が渇いた感覚が弱い
こうした生活をしていると、知らないうちに「筋肉が固まりやすい状態」に入ってしまうのです。
■ こんな症状は“水分不足サイン”かも
□ 足がつりやすい
□ 夕方になると肩や首がガチガチ
□ 集中すると数時間水を飲んでいない
□ 便が硬い、トイレの回数が少ない
□ 朝起きると体の動きが悪い
当院でも「最近こりが強い」という患者さんに聞くと、半数以上の方が 水分摂取が1日500~800mlほどしかない というケースが多いです。
■ 筋肉のための“正しい水分の取り方”
● 1日1.2〜1.5Lを目安に
一度にガブ飲みするのではなく、コップ半分をちょこちょこ飲むのがポイント。
● 朝一杯の水が効果的
寝ている間にコップ1杯分の水分を失っているので、起きたらまず一杯。
● コーヒー・お茶だけはNG
水や白湯、ノンカフェインのお茶をベースに。
● こりが強い日は“少し多め”に
筋肉が固まっている日は水分需要が高まり、痛み物質も流れやすくなります。
■ “水+施術”でこりが取れやすい体に
当院の施術でも、水分不足の状態では筋肉や筋膜が乾いているため、
ほぐれにくい・戻りやすいという傾向が見られます。
逆に適切に水分が入ると、
- 筋肉の柔らかさが戻りやすい
- 血流が改善され、疲労物質が流れる
- 施術効果が長持ちする
といった良い変化が出やすくなります。
「こり」が強い方ほど、姿勢や仕事の影響だけでなく、
“日常の水分習慣”が関わっているケースは非常に多いです。
■ まとめ:水分は“筋肉の潤滑油”
水分不足は、体が思っている以上に筋肉へ影響します。
こりが慢性化しやすい方は、まず 水分習慣の見直し が改善への第一歩。
疲れを感じたとき、体が固いとき、肩こりが強いときは、
「今日はちょっと水が足りていないかも?」と意識してみてください。
そして、「こりが取れない」「毎日すぐ固まる」という方は、
筋膜の滑りや水分代謝の視点からもしっかりチェックしますので、
ぜひ一度ご相談くださいね。
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