頭痛につながる“首のスキマ”とは? デスクワークの人が注意したいポイント
「夕方になると頭痛がしてくる…」
「首の付け根がガチガチで仕事に集中できない」
デスクワークの方から、こういった相談を毎日のようにいただきます。
実はこの頭痛、“首のスキマ”がつぶれていることが原因になっている場合が多いんです。
首のスキマとは何なのか?そして、どうすれば頭痛を防げるのか?
今日は専門家として、分かりやすく解説します。
■ “首のスキマ”ってどこのこと?
首には、7つの骨(頸椎)が積み重なっています。
本来この頸椎は、ゆるやかなカーブを描くように並び、その間に小さなスキマがあります。
このスキマは、次の役割を持っています。
- 頭の重さ(約5~6kg)を分散して支える
- 神経・血管の通り道を確保する
- 筋肉への負担を軽減する
つまり、スキマが適度に保たれていると、首・肩・頭が疲れにくい状態になります。
■ デスクワークで“スキマがつぶれる”理由
パソコンやスマホを見るとき、多くの方が無意識にやってしまうのが…
前に首が出る姿勢(いわゆるスマホ首)
この姿勢になると、
本来のカーブが失われ、頸椎がまっすぐ or 逆カーブに。
結果として、スキマがギュッとつぶれ、神経や血流の流れが悪くなるんです。
スキマがつぶれた状態が続くと…
- 首こり
- 肩こり
- 目の疲れ
- 緊張型頭痛
- 後頭部の重だるさ
など、さまざまな不調につながります。
■ あなたの“首のスキマ”、つぶれていませんか?(簡単セルフチェック)
デスクワーカーの患者さんに必ずお伝えしているチェック方法です。
✔ ① 壁立ちチェック
- 壁に「かかと・お尻・背中」をつけて立つ
- このとき 後頭部が自然につきますか?
→ 後頭部がつかない、または首の後ろがつっぱる場合
⇒ スキマがつぶれているサイン
✔ ② 手のひらチェック
- 立った状態で、首の後ろ(うなじ)に手のひらを入れる
- 手のひら1枚分の“自然なアーチ”があるか?
→ 手のひらが入らない
→ 逆に隙間が大きすぎる
どちらも頸椎のカーブが崩れている可能性があります。
■ 今日からできる“スキマを守る”簡単ケア
① 目線を10cm上げるだけでも効果大
ノートPCを使っている方は、画面が低くなりがち。
本や箱で高さを上げるだけで、首の前のめりが一気に減ります。
② 30分に1回、肩を後ろに3回まわす
肩を後ろに大きく回すことで、胸の筋肉が伸び、
首が前に出る姿勢をリセットできます。
③ 首の前側をやさしくストレッチ
- あごを少し上に向ける
- 首の前側が伸びるところで10秒キープ
※無理に反らしすぎないことがポイント!
これらはすべて、「スキマをつぶさない」ための習慣です。
続けるだけでも、頭痛の頻度が減ったという患者さんが多くいらっしゃいます。
■ それでも頭痛が続く場合は?
セルフケアで改善するのは、**軽いスキマつぶれ(軽度の姿勢崩れ)**のケースです。
もし、
- 頭痛が頻繁に出る
- 首を動かすと痛みが強くなる
- しびれやめまいがある
- 一日中首・肩が重だるい
といった症状がある場合は、
筋肉の硬さだけでなく、首の関節の動きや骨格のゆがみが影響している可能性があります。
当院では、
・頸椎のカーブチェック
・姿勢分析
・首〜肩の筋バランス調整
などを行い、根本原因に合わせて施術を行っています。
お気軽にご連絡ください

ご予約の方に限り

残り 6 名様
※定員オーバーの際はご容赦ください。
※大変好評ですぐに枠が埋まってしまいます。
ご興味ある方は空き状況をご確認いただくことをオススメします。
| 住 所 | 〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町1-26-1 |
|---|---|
| 診療時間 | 月~金 9:00~20:00土曜 9:00~15:00 ※以下の時間帯は完全予約制で承ります 月~金20:00~22:00 土曜15:00~18:00 日・祝 9:00~15:00 |
| 定休日 | なし |

西武池袋線 小手指駅北口から徒歩4分
近隣に提携駐車場有り







