重い荷物を持つときに腰を痛めない“正しい持ち方”
「荷物を持ち上げた瞬間に“ピキッ”と痛みが走った…」
「引っ越しや買い物のあと、腰がズーンと重くなる」
そんな経験、ありませんか?
実はその腰の痛み、“持ち方”のクセが原因かもしれません。
ほんの少し意識を変えるだけで、腰への負担を大きく減らすことができるんです。
◆ 腰を痛めやすい“NGな持ち方”
多くの方がやりがちなのが、次のような動きです。
- 背中を丸めたまま荷物を持ち上げる
- 腕の力だけで持ち上げようとする
- 片手でバランスを取らずに持つ
この動き方だと、腰の筋肉(脊柱起立筋)に一気に負担が集中します。
とくに背中を丸めて前かがみになると、腰椎の椎間板に強い圧力がかかり、
“ぎっくり腰”のリスクが高まるんです。
◆ 正しい持ち方のポイントは「3ステップ」
腰を守るためには、脚と体幹の力を使うことが大切です。
以下の3ステップを意識してみましょう👇
① 荷物にできるだけ近づく
荷物を遠くから引き上げようとすると、テコの原理で腰に大きな負担がかかります。
足を荷物のすぐ横につけて、腕の長さに頼らない姿勢を作りましょう。
② 背筋をまっすぐにして、ひざを曲げる
持ち上げるときは、腰ではなく“ひざ”を使うのが鉄則。
背中を伸ばし、太ももをゆっくり沈めながらしゃがむイメージです。
このとき、顔を上げて前を向くと自然と背筋が伸びやすくなります。
③ 腹圧をかけながら立ち上がる
持ち上げる瞬間は、お腹に軽く力を入れて腹圧をキープします。
体幹が安定し、腰への負担が分散されます。
また、体をねじりながら持ち上げるのはNG。
向きを変えるときは、足ごと方向を変えるようにしましょう。
◆ 荷物を持つ前の“予防エクササイズ”
腰を守るには、持ち上げ方だけでなく、日頃から腰を支える筋肉を整えることも大切です。
おすすめは次の2つ。
✅ ドローイン(体幹を安定させる)
仰向けに寝て、鼻から息を吸い、口からゆっくり吐きながらお腹をへこませます。
→ 腹横筋が働き、腰回りが安定します。
✅ ヒップリフト(お尻を鍛える)
仰向けで膝を立て、ゆっくりお尻を持ち上げて5秒キープ。
→ 骨盤まわりを支える筋肉が強くなり、腰の反りや歪みを防ぎます。
◆ まとめ
腰を痛めない荷物の持ち方は、
1️⃣ 荷物に近づく
2️⃣ 背中を伸ばしてひざを曲げる
3️⃣ 腹圧をかけながらゆっくり立つ
の3ステップ。
「ほんの少しの意識」で腰の負担は大きく変わります。
もし、重い荷物を持ってから腰が張る・痛むと感じたら、
筋肉のバランスや骨盤の動きが乱れているサインかもしれません。
ランナーズハイでは、腰を痛めにくい体づくりのサポートを行っています。
「腰を守る動き方」を身につけて、日常生活をもっと快適に過ごしましょう。
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