足を組むクセが抜けない人へ ― 骨盤がゆがむメカニズムと改善法

「気づいたら、また足を組んでた…」

座っていると、つい片足を上に組んでしまう――。
多くの人が無意識にやっているこの動作、実は骨盤のゆがみを進行させる原因になることをご存じですか?
「足を組まないようにしよう」と思っても、気づけばまた組んでしまう…。
その“クセ”には、ちゃんとした理由があるんです。


足を組むと骨盤はどうなる?

骨盤は体の“土台”のような存在。
上半身と下半身をつなぎ、体のバランスを支えています。
ところが、片方の足を上に組むことで左右の筋肉に差が生まれ、骨盤が片方に引っ張られる状態になります。

このとき、体には次のような変化が起こります:

  • 骨盤がねじれる・傾く
  • 片方の腰やお尻に負担が集中する
  • 背骨まで歪み、肩こりや腰痛を引き起こす

つまり、足を組むクセ=骨盤をゆがませる動作なのです。


なぜ「つい組んでしまう」のか?

実は、「足を組むのがラク」に感じるのは、すでに骨盤が少し歪んでいるサインです。
本来、左右の筋肉がバランス良く働いていれば、足を組まなくても座っていられるはず。
しかし、片側の筋肉が硬くなっていたり、反対側が弱っていたりすると、体は無意識に**“安定する姿勢”を探して足を組む**のです。

つまり、「足を組むクセ」ではなく、「組まないと安定しない体」になっているということ。
この状態を放っておくと、慢性的な腰痛・肩こり・骨盤のズレが進行してしまいます。


今日からできる!簡単セルフケア3ステップ

① まずは「組まない時間」を意識する

いきなり“完全禁止”にするとストレスになるので、
「仕事中の午前中だけは足を組まない」など、時間を決めて意識するのがおすすめです。

② 骨盤まわりをゆるめるストレッチ

・椅子に浅く座り、片足をもう一方の膝にのせる
・背筋を伸ばしたまま、上体を前にゆっくり倒す
→ お尻の外側(大殿筋)が伸びていればOK
左右20秒ずつ、1日2〜3回行いましょう。

③ 座り姿勢を整える

・背もたれに頼らず、骨盤を立てて座る
・両足裏がしっかり床につくように椅子の高さを調整
・膝と股関節の角度を90度に保つ

この3つを意識するだけで、骨盤のバランスが安定し、自然と“足を組まなくてもラク”な姿勢が保てるようになります。


まとめ ― 「クセ」を変えるには「体」を整えること

足を組むクセは意志の問題ではなく、体のバランスの結果です。
だからこそ、「我慢してやめる」よりも、「整えて自然に組まなくなる」ことが大切です。

もし「片側の腰や肩が重い」「姿勢が崩れて見える」と感じたら、骨盤の歪みが進行しているかもしれません。
当院では、骨盤や筋肉の状態を丁寧にチェックし、あなたの体に合ったバランス改善をサポートしています。
無理なく、心地よく、“足を組まない体”を一緒に作っていきましょう。

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